RESEARCH DOMAINS
酵素を設計し、発酵で育て、データで確かめる。
酵素をどう設計するか、微生物にどう働いてもらうか、そのはたらきをどう確かめるか。私たちの研究開発は、この積み重ねでできています。ひとつの技術で完結させず、組み合わせることで、はじめて用途に効く素材が生まれます。
酵素工学
アミラーゼやプロテアーゼなどの加水分解酵素を対象に、耐熱性や至適pHといった扱いにくさを一つずつつぶし、製造ラインでそのまま使える酵素製剤へと仕上げていきます。
発酵・培養技術
はたらきのある菌株を探すところから始めます。培地の組成、流加のタイミング、溶存酸素——発酵の出来は条件の掛け算で決まります。フラスコで見つけた最適点を200Lのパイロット槽で再現し、量産の一歩手前まで見届けます。
機能性評価
LC-MS/MSやHPLCで成分を押さえ、in vitro試験で抗酸化や保湿といった機能を数値に落とす。素材の「効く理由」をデータで語れる状態にしてから、用途開発へと渡します。
研究開発のながれ
探索から量産まで、ひと続きで。
研究で終わらせない。実用化とスケールまで見据えたプロセスで、素材を「使える形」まで届けます。
探索
土壌や食品から有望な菌株を釣り上げる
評価
成分を分析し、はたらきをデータで裏づける
スケールアップ
パイロット発酵で培養条件を最適化
量産
品質を保ったまま安定供給へつなぐ
製品ラインナップ
研究の成果を、現場で使える製品に。
食品向け酵素
製パンの生地改良から清酒醸造、でんぷんの糖化まで、食品メーカーの製造工程に組み込む酵素製剤です。仕込みごとの歩留まりや食感のばらつきを抑えます。
例: 製パン用アミラーゼ製剤/醸造用プロテアーゼ
化粧品原料
発酵液や植物から取り出した機能性素材を、化粧品メーカーへ原料の形で供給しています。処方に溶け込みやすく、使用感を損なわないことを大事にしています。
例: 乳酸菌発酵エキス/植物由来の保湿多糖
環境・バイオ資材
生分解性素材の開発と、食品残渣など未利用資源の再活用。捨てられていたものを次の原料に変え、ものづくりの環境負荷を下げていきます。
例: セルロース系の生分解フィルム/食品残渣由来の培地

AOBA LABORATORY
共創について
一社で抱えない。
共創で、素材を前へ。
素材づくりは、私たちの技術だけでは完結しません。用途を知るメーカー、基礎を掘る研究機関、地域の資源を持つ生産者——それぞれの強みを持ち寄ることで、はじめて社会に届く形になります。
アオババイオサイエンスは、共同研究・受託研究・素材ライセンスなど、さまざまな座組でパートナーと連携しています。「こんな機能を持たせたい」という構想段階からご一緒します。
NEWS
お知らせ
- 研究
耐熱性アミラーゼ「AoZyme HT-200」に関する研究成果を日本応用糖質科学会(架空)で口頭発表しました
- 共同研究
国内食品メーカーと、植物性たんぱく質の呈味改良に向けた共同研究を開始しました
- 設備
あおば研究所に 500L スケールの発酵パイロット設備を増設し、試験生産の受け入れを拡充しました
- 研究
発酵由来のスキンケア原料「AoFerm GLA」の機能性評価データをまとめた技術資料を公開しました
LET'S COLLABORATE
素材の課題、研究の視点から。
「こんな機能を持たせたい」「原料をこう変えたい」——構想段階でも構いません。酵素・発酵・機能性評価の知見で、実現の道すじからご一緒します。